頭で考えず、行動する

調子よく仕事がはかどって、人間関係が円滑にいっている場合、その好調の理由を探ったりしません。
ひとたび公私共にうまくいかなくなると、
「この頃うまくいかないなぁ」とか
「睡眠不足が続いているからなぁ」と、不調の原因をアレコレ探し出すようになります。

この不調時を脱出するとてもよい方法があります。
20年以上も前に、知り合いのお坊さんに伺ってから、継続しています。

それは「嫌なことがあったら、何も考えずに掃除をしなさい!」というもの。
「何も考えずに」というのがミソです。
ぐちぐち考えながら掃除をするのではなく
ひたすらキレイにすることに励むのがコツ!

これを何度も繰り返すうちに気づきました。
頭の中で考えず、実際に行動することの大切さについてです。
行動することによって、台所が実際にキレイになります。
トイレがキレイになります。
そういった とても小さいことの積み重ねが
きっと大きなことにつながるのです。
逆にいえば、小さなことを積み重ねることなく
大きなことは達成できないのかもしれませんね。

えっ、ご想像の通り
最近、掃除に励んでいます!
掃除って意外に奥が深く、楽しいものですよ(●^o^●)

もう一つの脱出方法。
「自分のことを考えず、人のことを考える」。

まず身近な家族の顔を思い浮かべ
家族が喜ぶ料理に励む。
知り合いに手紙を書く。
忙しいを口実に後回しにしていた親のリクエストに応える。
ゴミ収集場の掃除とか、道路の掃除など体を使う。
ボランティア活動をする・・・。

とかく不調なときは、自分を中心に据えていることが多いものです。
自分を中心に置かず、人が喜ぶことを見つけて行動に移してみる。
これも意外な効果があります。

「これ、美味しいー」
娘のひと言で、単純な私は天に昇ってしまいます!
すると、頑張ろうって気持ちが体の中からわいてきます。
ホントですから!