「昨日の私」と「今日の私」

今日のNHKの朝の番組で「専業主婦」について議論していました。
私はこの響きに憧れにも近いものを感じています。
その中で、専業主婦の方がご主人から「働かないの?」と問いかけられるとめげてしまうとのこと。
「専業主婦は働いていますってば!」と、専業主婦でない私が言うのもヘンですが・・・。

いろいろな方々の意見を聞きながら、少し違和感を感じました。

未婚や既婚についてもいろんな意見があります。
子供を産む産まないとか、親と同居するとかしないとか、
あらゆる事柄について意見を述べる、意見を聞くってとても大事だと思いますが
自分の意見を述べるときは、必ずと言っていいほど、自分自身が物指しになっています。
でも、自分の物指しを使って第三者と比較しても何の意味もないと思うのです。

専業主婦のAさんと仕事を持っているママのBさん、
有職かどうかという1点で較べても仕方がないと感じます。
AさんとBさん、まったく違う人間ですから。
生まれも環境も信条も何もかも異なります。

唯一比較できるのが、「昨日の私」と「今日の私」です。
「一年前の私」と「今の私」。
そして、「今日の私」と「明日の私」・・・

第三者からは頑張っているように見えても、
私は「もっと頑張れる」って思っているかもしれません。

「あいつ、ぐだぐだしているなぁ」と思われても
本人は、大きなショックを受けて呆然としているのかもしれません。

第三者からどう評価されようと構わない、
気にするべきは自分自身。私の心はごまかせません。
良心っていうべきかもしれませんね。

今、置かれた環境の中で、どう生きるかが日々問われています。
私は私の良心をごまかせません。

昨日の私より、少しでもましな生き方ができるよう励みたいです。
今日の私より、明日はちょっぴりでもよい自分だと感じられるように行動したいです。

現在の環境で、良心にしたがって精一杯 生き切ることができればうれしいなぁ。